
マスキングテープの魅力を再発見!アートに使えるアイデア満載
アート好きのみなさん、こんにちは。
絵描きのひつじです。
今日は、私たちが日常的に使っている
マスキングテープに注目してみたいと思います。
ちょっとした工夫で、これがアート制作に驚くべき効果を可能性をもたらすんです。
今ではその使い道が広がり、アートの世界で大活躍しています。
この記事では、マスキングテープ以外のマスキングアイテムも紹介します。
どのようにアートに使えるのか、詳しく解説していきます。
それでは行ってみましょう。
目次
基本のマスキングテープ

マスキングテープの特徴:マスキングテープは、絵画やイラスト制作において、きれいなラインを作るために便利なアイテムです。特に、エッジをシャープに保ちながら、色を塗らないエリアを保護するのに最適です。紙やキャンバスに使う際、粘着力が強すぎないため、剥がしても跡が残りにくく、作品を傷つけません。
おすすめシーン
- 直線や境界線を作る: 水彩画やアクリル画で色の境界を鮮明にしたい時。
- 特定の部分をマスキング:一部のエリアを保護し、背景を先に塗るときに便利。乾いたら剥がして、塗り残した部分に別の色を加えられる。
- 複数のレイヤーを塗る時: 異なる色を重ねる際に、境目をきれいに保つことができます。
メリット
- シャープなエッジを作れる: 色を塗らない部分を正確に保護し、鮮明なラインを作れます。
- 作業の効率化: 塗り分け作業がスムーズになり、時間の短縮になります。
- 作業の効率化: 塗り分け作業がスムーズになり、時間の短縮になります。
デメリット
- 粘着力が弱いことがある: 長時間放置すると、粘着力が低下してしまうことがあります。
- 細かい作業には不向き: 精密な線や細かいディテールには、やや不便な場合もあります。
- 凹凸のある紙には密着しにくく、絵の具が滲む場合がある。粘着が強すぎると紙が破れる。100円ショップの粘着の弱いテープは絵の具が滲む。
リキッドタイプ(マスキング液)

マスキングリキッドの特徴:マスキングリキッドは、絵画やイラスト制作時に特定の部分を保護するために使用される液体です。塗布後、乾燥すると透明な膜を形成し、その部分に他の絵具が塗られるのを防ぎます。乾いた後は簡単に剥がすことができ、マスキングテープよりも細かい部分や曲線を正確に保護することができます。
裏技でほんの少しの食器洗剤を入れると剥がす時に楽。洗剤を入れすぎると、描いてる最中に絵の具が泡立つのできよつけてください。
おすすめシーン
- 細かいディテールを保護: 細かい線や模様を描く際に、他の部分を汚さずに保護できます。
- 重ね塗りを行うとき: 例えば、最初に描いた部分に別の色を重ねたい時、リキッドで守った部分に影響を与えずに作業を進められます。
メリット
- 精密なラインを保護: マスキングテープよりも細かい部分の保護ができ、繊細な作業に向いています。
- 塗り直しが簡単: 他の部分に影響を与えずに、新しい層を加えられるため、重ね塗りが便利です。
- 完全に剥がせる: 乾いた後に簡単に剥がせ、作品の表面を傷つけません。
デメリット
- 乾燥時間が必要: 塗布後、乾くまで待つ必要があり、即座に作業を進めることができません。
- 取り扱いに注意が必要: 塗布が厚くなると、剥がした後に跡が残る場合があるので、薄く塗る必要があります。
- 透明感がない: 乾いた状態では透明になるとはいえ、最初は見えにくいため、位置を確認しながら使用するのが難しいことがあります。
リキッドマスキングを落とす便利な道具
ラバークリーナー


マスキングが完全に固まったあとに使用する。軽く擦るとマスキングが簡単に落ちます。
筆が固まったときにはどうする?

ペン先や筆について固まったマスキングを除去する専用クリーナー
マスキングインククリーナー&ブラシクリーナーを使えば固まったマスキングを取り除けます。
マスキングフィルム

マスキングフィルムの特徴:マスキングフィルムは、薄いプラスチック素材で、粘着性のある面があり、絵画やイラストの作業時に使用される保護フィルムです。フィルム自体は透明で、切り取りやすく、細かい形状にも合わせてカットすることができるため、特定の領域を保護するのに便利です。作業後に剥がすことで、塗られた部分をきれいに残しながら他の部分を塗り替えることができます。
おすすめシーン
- 大きなエリアを一気に保護: 大きな面積や背景部分を一度に保護したい場合に便利です。
- 直線や幾何学的なデザイン: 直線や角がきれいなデザインを描きたい時に、正確に切り取り、置くだけで簡単にマスキングができます。
- 色の境界をはっきりさせたいとき: 異なる色を隣接させる際に、きれいな境界を作るのに役立ちます。
メリット
- 精度が高い: 細かいデザインや直線部分を簡単に保護できるため、精密な作業に向いています。
- 簡単にカットできる: はさみやカッターで簡単にカットでき、複雑な形状もマスキングすることができます。
- 滑りにくい粘着性: フィルムが作業中にズレにくいため、安定して作業を進めることができます。
デメリット
- 粘着が強すぎることも: しっかりと粘着するため、貼った後に剥がす際に色がはがれてしまう場合があるので、慎重に剥がす必要があります。
- フィルムの厚み: 他のマスキング手法より若干厚みがあるため、フィルムの部分が浮いてしまうことがあり、絵具が塗りにくいこともあります。
- 跡が残る可能性: 乾燥後に剥がす際、貼った部分の周囲に跡が残る場合があるため、しっかりと確認しながら使うことが重要です。
活用アイデア:具体的な使い方
• 水平線を簡単に描くおすすめ

水平線を描く際には、マスキングテープを使いましょう。
海と空の境目がきれいに仕上がります。テープを剥がす際
絵の具が完全に乾いてからゆっくり剥がすのがコツです。
•ハイライトとして、仕込む

細かく光らせたい部分にマスキングリキッドを塗る。水彩画におすすめです。
• 楕円形や円形のマスキング

湖や池などの楕円形を描きたいときは、
型紙を使ってマスキングフィルムを切り抜く方法が便利です。
フィルムの透明性を活かして、正確な位置に貼り付けられます。
又はマスキングテープを少しずつ慎重にずらしながら貼りつけると円形にマスキングできます。
• 雲や木の形を自由に表現

リキッドタイプは自由な形を描くのに最適。筆やスポイトで塗り、完全に乾いたらその部分が白く残ります。筆は専用のものを用意し、使った後はすぐに洗うのを忘れないでください。
• 逆マスキングの応用使える!
山や建物を残しながら背景を一気に塗る逆マスキングもおすすめ。背景の塗りムラを防ぎつつ、際立たせたい形をきれいに保てます。
マスキングの失敗例と対策
• 滲んでしまったケース
凹凸のある紙にテープを使った際、しっかり密着しなかったため、絵の具が下に滲んでしまいました。対策として、紙に貼る前にテープをしっかり押さえ、凹凸部分を指でなじませるようにしました。
• 剥がしたら紙が破れたケース
マスキングテープを長時間貼りっぱなしにしたため、剥がす際に紙が傷んでしまいました。これを防ぐには、タイミングが重要です。
マスキングの注意点とデメリット

• 作業時間を意識すること
マスキングアイテムは長時間放置すると剥がれにくくなったり、紙を傷める可能性があります。作業を計画的に進め、必要な部分だけ短時間で仕上げるのがポイントです。
• 粘着力に注意
特に水彩紙に使う場合、粘着力が強すぎると紙を傷めることがあります。弱すぎると滲んでしまいます。紙との相性など、テープ選びが難しいです。100円均一のマスキングテープは避けましょう。おすすめは日東のマスキングテープです。一般的にどこの画材屋さんにも置いてあると思います。Amazonでも手に入ります。
• リキッドタイプの保管に注意
リキッドタイプは長時間放置すると固まってしまうため、使用後はしっかりと密閉し、直射日光を避けた場所に保管してください。
まとめ:マスキングで表現の幅を広げよう
マスキングテープ、リキッドタイプ、フィルムにはそれぞれの特徴があります。
水平線や楕円形などの直線や広い形にはテープやフィルム、
雲や木のような細かい形にはリキッドタイプがおすすめです。
ただし、滲みや粘着剤残り、紙の破損などには注意が必要。適切に使えば風景画制作の強い味方になります。さまざまな方法を試しながら、ぜひ自分に合ったマスキングの使い方を見つけてくださいね!
さあ、マスキングを駆使して、思い描く風景を自由に描いてみましょう!
ひつじでした!
