こんにちは、アート愛好家のみなさん、
絵描きのひつじです。

はじめに
「アクリル絵の具を始めてみたいけど、何から揃えたらいいの?」という方、
実はアクリル絵の具はとっても扱いやすいので、少ない道具でも素晴らしい作品を作ることができます!
ただ、どんな色や道具を選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
特に初心者の方だと、どれが必要で、どれがあったほうが便利か、ちょっと心配になるかもしれません。

大丈夫、安心してください!
今日は初心者の方が絵を始めるのに最適な、最低限揃えたい色や便利な道具をご紹介します。
これを読めば、無駄なく必要なアイテムが手に入り、楽しく絵を描き始められますよ!
まずは、最低限揃えておくべき5色のアクリル絵の具と、さらに絵を広げるために便利な色について見ていきましょう。
それから、絵を描くときに欠かせない筆やパレット、水入れの道具も紹介します。
まずはこれだけ!最低限揃えたい5色の絵の具

アクリル絵の具の魅力のひとつは、少ない色でも混ぜることで無限に色を作れることです。
でも、やっぱり最初はどんな色を揃えたらいいか迷いますよね。
初心者にとって、最初に揃えるべき色は基本的な色を中心に選ぶことをおすすめします。
こちらの5色を揃えれば、さまざまな色が作れるので安心してください!

1. シアン(青)
青はアクリル絵の具の基本中の基本!空や海、風景を描くときに欠かせません。シアンは、濃くも淡くも調整できるので、これさえあれば青系は何でも表現できます。
2. マゼンタ(赤紫)
ピンクや紫を作るために欠かせない色。赤系の色は、少し混ぜるだけで温かみのある色が簡単に作れます。マゼンタを使うことで、色の幅がぐっと広がります。
3. イエロー(黄)
黄色は明るく、自然を描くときにも活躍する色です。イエローは緑やオレンジなど、他の色を作るベースにもなるのでとても重宝します。

4. プライマリーブラック(黒)
黒は、影や深みを出すのに必須な色です。アクリル絵の具を使っていくうちに、絵にメリハリを加えるためには欠かせません。
5. チタニウムホワイト(白)
白は色を明るくしたり、微妙なトーンを作ったりするのに必要不可欠。特にアクリル絵の具は乾くと色が少し暗くなるので、白を混ぜて調整することが多いです。
これらの色を揃えておけば、混色して広がる色のバリエーションを存分に楽しむことができますよ!
さらに色の幅を広げる!追加すると便利な色
最低限の色を揃えたら、次はちょっとだけ足すだけで絵の幅が広がる便利な色を加えてみましょう。これらの色を使えば、さらに多彩な作品を描けますし、初心者でも使いやすいものばかりです。
• ターコイズブルーおすすめ

ターコイズブルーは、鮮やかで美しい青緑色で、海や風景、装飾的なデザインにもぴったり。特に空や海の表現に使うと、透明感が増して素敵な仕上がりになります。
• ブリリアントピンク

鮮やかなピンクで、花やポップなデザインに使えます。これがあれば、温かみのあるピンク系の色を作りやすくなり、さらに可愛らしい印象を与えることができます。マゼンタよりも少し柔らかいので、使いやすいですよ。
• バーントアンバー(焦げ茶色)

影や土、木の質感などを描く時にぴったり。深みを与えてくれるので、黒よりも柔らかい影を作りたいときに活躍します。
これらの色は、色彩にバリエーションを加えることができますよ。
特にターコイズは混色で再現することも可能ですが難易度が高いので、
買った方が良いです。
この段階で、色について最低限揃えておくべきアイテムを見てきました。
次は、絵を描く際に必要な道具について紹介しますね!!
色作りの方法↓初心者におすすめ記事になっています。今回紹介した絵の具で作れます。
絵を描くために揃えておきたい基本の道具
絵の具を選んだら、次は絵を描くための道具です。初心者の方でもすぐに使える、シンプルで使い勝手のいいものを選んでいきましょう!
筆

アクリル絵の具を使うには、筆が必要です。最初は、いくつかのタイプの筆を揃えておくと便利です。特におすすめは、平筆(フラット)と丸筆のセットです。これらがあれば、ほとんどの描き方に対応できます。
• 平筆(フラット)
平筆は、面を塗るときに便利で、広い範囲を塗る時に活躍します。また、角を使って細かい部分も描けるので、非常に万能です。
• 丸筆
丸筆は、細かい部分や細いラインを描く時に役立ちます。特にディテールを加えたい時に重宝するので、最低でも中くらいのサイズをひとつは揃えておくといいでしょう。
これらの筆は、初心者向けの安価なものでも十分に使えますが、アクリル絵の具専用の筆を選ぶと、毛が広がりにくく、扱いやすいです。最初は、セットになっているものを選ぶと、揃えやすくて便利です!
おすすめの筆、深掘り↓
パレット

絵の具を混ぜるためには、パレットが必要です。アクリル絵の具は乾きが早いため、使った後は早めに洗うことが重要です。おすすめは、紙パレットです。紙パレットは使い終わったらそのまま捨てることができ、洗う手間が省けます。特に初心者の方には、手軽で清潔に使えるのでとても便利ですよ!
手軽に済ませたいなら紙パレットが最適です。どちらを選んでも、自分が使いやすいものを選んでくださいね!
色んなパレットの紹介↓
水入れ

絵の具を使う際、筆を洗うために水が必要です。初心者の方でも簡単に揃えられるのは、水彩用のバケツでOKです。大きな容器を買う必要はありませんが、少し深さがあるものを選んでおくと、筆をしっかり洗えるので便利です。
使用後に汚れをしっかり落としたい人はガラス瓶がおすすめです。ガラスに乾いてこびりついたアクリル絵の具の汚れは、タワシで擦ればつるんと簡単に落ちます。水をきれいに保つために、2つ用意しておくと、ひとつは筆を洗う用、もうひとつは水を加えて絵の具を薄める用として使えるので、作業がスムーズになりますよ。
キャンバス

絵を描くために必要なものとして、キャンバスがあります。初心者向けには、準備済みの張りキャンバスを選ぶのが簡単です。アクリル絵の具は紙にも描けますが、キャンバスのほうが表現力を引き出しやすいです。
サイズは小さすぎると描きづらいと思うので、3号、4号くらいがおすすめです。
用意するものリスト

• チタニウムホワイト(Titanium White)
• プライマリーブラック(Primary Black)
• プライマリーイエロー(Primary Yellow)
• プライマリーマゼンダ(Primary Magenta)
• プライマリーシアン(Primary Cyan)
• 平筆(フラット)
• 丸筆
• 紙パレット
• 水彩バケツ又はガラス瓶
• 準備済みキャンバス(30×40cmなど)
これでアクリル絵の具を始めるために必要な基本アイテムが揃います!
まとめ

アクリル絵の具を始めるために必要な道具は、基本的にシンプルですが、徐々アイテムを揃えることで描きやすさが格段にアップします。
絵の具、筆、パレット、水入れ、キャンバスといった最低限の道具を揃えれば、すぐにでもアートを楽しめます。
最初は道具に慣れず、うまくいかないこともあるかもしれませんが、基本を押さえておくことで、スムーズに進めることができます。
絵を描く過程で、道具の使い方や自分のスタイルも自然と見つかるので、焦らずに楽しんでください。
初心者でも安心してスタートできるアクリル絵の具は、あなたのアートライフを豊かにしてくれるはずです。
道具が整ったら、まずは手を動かして、自由に描いてみましょう!
それでは今日はこの辺で、またお会いしましょう。ひつじでした。